「安全保障構想としての「一帯一路」構想:新疆をめぐる諸課題を中心に」
研究課題番号:21K01344 (2021-2023年度)
本研究は「グローカリティ」という概念からなる理論的枠組みを用いて、「一帯一路」構想(BRI)の安全保障構想としての側面に着目し、中国政府がいかにして新疆ウイグル自治区の安定的統治を目指しているかを分析することを目的とする。この目的を達するための具体的な研究タスクは、①理論的枠組みの作成・普遍化、②テロ問題の分析、③海洋安全保障の分析、④エネルギー安全保障の分析、⑤サイバーセキュリティの分析、の五つを設定し、各タスクは「収集」、「研究」、「発信」のプロセスを通じて解明を試みる。
「中国-中央アジア関係にみる安全保障-経済開発のネクサス:新疆の反テロ戦略を中心に」
研究課題番号:18K12728 (2018-2020年度)
本研究は「安全保障-経済開発のネクサス」および「グローカリティ」という新概念からなる理論的枠組みを用いて、現在の中国-中央アジア関係を舞台とする、新疆における中国の反テロ戦略を分析する事を目的とする。この目的を達するための具体的な研究タスクは、①理論的枠組みの作成・普遍化、②安全保障面の分析、③経済開発面の分析、の三つを設定し、各タスクは「収集」、「研究」、「発信」のプロセスを通じて解明を試みる。